前回、私も「めまい」の苦しみを味わった一人とお話をしました。
検査の結果、内耳石の異常と言うことでしたが、なんだか良くわかりませんでした。
疲れると耳石(じせき)が転がり「めまい」が起こるとか・・・?
治療は血管を広げて血流を良くする薬、めまい止め、吐き気止めなどの薬治療でした。そしてお医者さんからは「なるべく疲れを溜めないように」って言われたのですが、1歳と4歳の子どもがいて、実際どうしてそんなことが可能なのかと思いましたよ。(笑)
そんな時にまだ整体師になる前の母(おばちゃん院長)が連れて行ってくれたのが、お師匠先生のところでした。先生から「めまい」は目の疲れからも起こると教わり視力が左右0.3(現在右1.2左0.8)だった私はメガネを掛けるか掛けないか微妙なところでしたが、思い切って眼鏡を買いました。それにより、随分と疲れ方が変わり、「めまい」が起こる頻度が軽減したことを覚えています。
そこで、前回、お話した『平均バランス情報』の一つに「視覚の情報」があったのを思い出してください。そうなんです。視覚の障害が改善したのです。
<視覚情報の障害改善法>
1)眼鏡を掛けていない人は視力の低下がないか。眼鏡を掛けている人は眼鏡が合っているかを一度確認してみましょう。
2)目の疲れを感じたら(感じる前の予防に)目のコメカミを良くマッサージをしましょう。その際に皮膚が動かないほど緩みがなかったら要注意です。
3)眉毛と目の間の窪みを眉毛の流れに沿った感じで3箇所くらい軽く押さえましょう。目がスッキリします。
これは、ほんの応急処置ですが、これだけでも随分と楽になるはずです。
次回は肩こり、首の凝りなどの血流障害から起きる「めまい」の改善法をお話します。
◆◆ ご注意 ◆◆
※「めまい」の原因はさまざまで、脳腫瘍(のうしゅよう)など命に関わる病気の場合もありますので、体に異常がある方は必ず病院の検査を受けてください。
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