冒頭にもありましたように病院で検査をしても原因不明と言われがちな「めまい」。
「めまい」の原因は血圧、脳、耳、目、首の異常などさまざまですが、いくら検査をしても異常がないと言われることも多いものです。
私も10年ほど前にこの「めまい」の苦しみを味わった一人です。下の子どもが1歳になるのを待って入院したほどの「めまい」を経験しました。天井がクルクル回り、身体を横にするとフワッとして落ちていく感じがずっと続き、とても気持ち悪いのです。
しかし、この辛さを周りになかなか理解してもらえず、「怠け病」なんて言われたこともありました。(T.T)
さて、今では毎晩遅くまで、パソコン三昧の私ですがこの「めまい」をどうやって克服したのかを交えて「めまい」が起こる仕組み、改善方法などをお話ししていきます。
<めまいが起こる仕組み>
人は下の3つの情報(平衡バランス情報)が統合されてバランスが保たれていますが、この仕組みのどこかに障害が生じたときに「めまい」が起こると考えられています。
◆ 平衡バランス情報
1) 内耳の三半規管(さんはんきかん)、耳石器で位置情報
2) 視覚の情報
3) 筋肉や関節で感じる感覚的情報
首・肩が凝ると血流障害が起こり、三半規管などの器官に充分に栄養がいきとどかなくなります。まず、1つ目の情報に障害が起こります。もちろん視神経の栄養素も不足しますので、2つ目の情報にも障害がでますね。首や肩が凝っていること自体、筋肉や関節の異常をきたしているわけなので、3つめの情報も・・・ですね。
目が疲れ、視覚情報に障害がでているのに無理にバランスを取ろうとすることにより、肩に力が入り、またまた、肩が凝るといった悪循環が始まります。目が疲れて肩が凝るのか肩が凝るから目が疲れるのかと・・・まぁ「ニワトリが先か卵が先か」というようなことになります。
事実、「めまい」や「偏頭痛」がする人は首から耳の後ろの筋肉に緩みがなく、パンパンに張っていますので、触るとすぐにわかります。
(↑ここポイントです(◎-◎))
さぁ〜この悪循環をどこから取り崩していきましょうか?
◆◆ ご注意 ◆◆
※「めまい」の原因はさまざまで、脳腫瘍(のうしゅよう)など命に関わる病気の場合もありますので、体に異常がある方は必ず病院の検査を受けてください。
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