若いのに前屈をして手の先がヒザ辺りまでしか届かない人を多く見かけます。みなさん一様に「私、体が硬いんですよ〜運動不足ですよねぇ〜」なんて思い込んでいます。
本当に体が硬いのは運動不足だけなんでしょうか?
実は腰椎の凹凸(オウトツ)が原因で柔軟性を欠いている方が少なくありません。腰椎(ようつい)の凹凸(歪み)があれば当然、腰痛や膝(ひざ)痛などの原因にもなります。
例えばアナウンスマイクの柄の部分を想像してみてください。蛇腹(ジャバラ)のどこか一箇所が飛び出たらどうなるでしょうか?左右前後に曲がる柄の曲がりが悪くなりますよね。それと同じことです。
人間はその柄の周りに筋肉がついてますので、その筋肉が引っ張られたままに形成されていきますので、さらに曲がりが悪くなりその間の神経も圧迫され痛みが出てくるのです。さらに軟骨が飛び出てくると椎間板ヘルニアとなるわけです。
ですから、整体術で凹凸を矯正することで筋肉が緩(ゆる)みヒザほどまでしか届かなかった手が床に届くようになるのです。
施術後、前屈をしていただくと「体が硬くて恥ずかしいんですよね〜(おもむろに前屈をする)・・・アレ?床に手が届いたぁ〜\(^_^)/」とみなさん大変よろこんで下さいます。整体師をしていて、この瞬間は最高にうれしいですね。
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